バランス思考の鍵は身体にあり?!判断力を高める近道

バランス思考の鍵は身体にあり⁈判断力を高める近道 ビジネスアイデアとイノベーション戦略

先日、家内が体調を崩しました。(お陰様で復調しておりますのでご心配なく)

数日間、頭も体も重く、食欲もなく、起き上がるのも大変でした。状態を確認して、ある程度どのような体調なのかは判断できたものの、すぐに回復するとも言えない状況。

そこまで分かった時、考えなくてはならないことが山積みでした。

混乱した頭を整理する一番手っ取り早い方法

  • まずは鍼灸や手持ちの漢方薬で手を打つ
  • 早い段階で状態が軽くならなければ病院も考える
  • 息子とカミさんの食事の確保(ついでに自分のも)
  • 母ちゃんの体調の説明も含めた、息子の気持ちのケア
  • 2匹の猫の世話
  • おっと忘れていた、洗濯もしなきゃ等々

買い物に行くクルマの中で「今、父ちゃん混乱して、パニックになってるから、意味不明な独り言を呟くかも知れないけど気にするな」と伝えつつ、頭の中を整理していく。

思考がループになったところで、最終的にはメモを作り、やるべきことを一つずつこなしていきました。

以前の私なら、予定していたビジネスの作業が進められずイライラしていたかも知れません。

優先順位が見えないのは判断の軸が定まってないから

しかし、今回は、以前よりも家族の気持ちや家内の体調に寄り添うことができたように感じています。

なぜ以前とは違う心境になれたのでしょうか?

それは、自分の軸足がどこにあるのか再確認できていたから。

優先すべき価値観を自覚できていたから。

私の場合は、それは「家族へのサポート」でした。

だからこそ、作業を一時中断してでも、今やるべきことに集中できたのです。

もちろん、混乱した頭で無理やり作業を進めても効率は良くありませんしね。

100%×2は不可能|物事を両立する思考法

人生では、複数のことを同時に進めなくてはならない場面が多々あります。だからこそ「一つのことに集中しないで併行してタスクをこなす練習」も大切です。

しかし突然起こったハプニングでは次に何が起こるか分からないため、一つのことに集中する方が全体の効率が良くなるケースもありえます。

自分の身体は一つしかありませんし、1日は24時間しかありません。例えば二つの物事をどちらにも100%の全力、合わせて200%の力で当たることはできませんよね。

つまり大事なのは、どのような優先順位で自分のエネルギーを配分するのか、予め自覚しておくこと。

どのようにバランスを取るのか決めておくことが大切なのです。

では、どうしたらこのような思考や判断ができるようになるのでしょうか?

これらの習得には、実は多くの方がご存知ない秘訣があります。

バランスよく生きるための第一歩は「体の軸」から

ここでは、その手順を大公開!

  1. 身体の無駄な緊張を取り除き、重心バランスを整えること;体の軸の構築
  2. 自分が大切にしている価値観を再確認すること;ココロの軸の認識
  3. 軸を維持しながら、物事の両立を実践すること:バランス思考

ポイントは、ヤジロベエのように前後左右に倒れそうで倒れないしなやかな軸が理想だということですね。

そして意外な、もう一つ忘れてはいけない大事なコツ。

思考のブレを防ぐ「身体プローチ」の具体的手順

それは、ココロよりも体の軸を優先させるということ。

例えば、陸上競技における「二軸走法」という考え方がありました。しかし、中心の軸をつくらずに左右の軸を意識してしまった人は、無理な負担がかかりパフォーマンスが伸びなかったと言われています。

つまり、まずは中心軸をつくることが大前提だったのです。

物事を両立させる考え方もこれに似ています。

ココロより身体を優先させると、パフォーマンスが変わる!

体に無駄な緊張があると、ただでさえ見えにくい自分のことがさらに見えにくくなります。

緊張をリラックスさせると、余分な力が抜けて視野が広がり本質が見えやすくなります。

体の軸が通せるようになると、前後にも左右にも偏りにくくなり、バランスの良い思考ができるようになります。

ここでいうバランス思考とは、以下のような思考や判断力を指します。

  • 物事の裏と表を認識しつつも、自分の判断基準を確立できる
  • 過去の悔恨や未来への不安に囚われ過ぎず、ココロの落ち着きを回復できる
  • 物事の本質を理解しやすくなり、対人関係も円滑になる

バランスの取り方に悩む方へのおすすめのアプローチ

日々の生活や仕事の中で「もっとバランスよく動きたい」「あれもこれも両立させたい」と思うことはありませんか?

そんなときは、身体からアプローチする方法を試してみるのも一つの手です。

遠回りのようで、案外近道かも知れませんよ。

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