これまでの成果を発表する本番前というのは、緊張で心身が言うことを聞かなくなることがよくありますよね。
もしかしたら、あなた自身もそんな経験をお持ちかもしれません。
実は私も、ある武術の演武の直前、肩に力が入りすぎて「このままではダメだ!」と焦ったことがありました。
でも舞台上では後戻りはできません。その場でどうにかして自分を整えなければなりませんでした。
緊張の正体に気づくことで、パフォーマンスは変わる
そのとき私が試したのは、意識して口角を上げることでした。これだけで、不思議と気持ちがほぐれ、緊張が和らいだのです。
結果、演武は無事大成功!
しかしそのあとパートナーから「さっき、ニヤリと笑ってたよね?」と笑いながら突っ込まれてしまいました。でも、「終わり良ければすべて良し!」ということで、その場は収まりました(笑)。
このとき痛感したのが、人間の身体と心は深くつながっている、ということです。
身体が緊張していると心も動きづらくなる
肩の力が入っていると、それだけで全身も緊張してしまいます。これが、自然な動きや本来の実力を発揮する妨げになります。
特にビジネスの現場では、緊張やプレッシャーの中でこそ冷静に物事を判断することが求められます。
身体が緊張していると、視野も狭くなります。武術には「目付の大事」という教えがありますが、緊張すると周辺視野を維持することが難しくなり、中心視野が主体となってしまうのです。
そしてもちろん心と身体はつながっていますから、全身に力みがあることで心の余裕も失ってしまい、折角の実力も発揮しにくくなってしまいます。
そんなとき、身体の緊張をほぐしリラックスすることができれば、思考もスムーズに働くようになります。
リラックスはただの気分転換ではなく、未来の成功を引き寄せるための重要な準備なのです。
リラックスは未来の成功を引き寄せる準備運動
緊張を解くための第一歩は、自分の状態に気づくことから始まります。
「あ、肩に力が入っているな」と気づいたら、それを解消する簡単な方法を試してみましょう。
先程の「意識して口角を上げる、イコール笑顔をつくる」というのは、そのための一つの例だったというワケです。
簡単3秒で全身をリラックスさせる実践ワーク
その他、肩を軽やかに上げたり落としたり、手をプラプラ揺すったりして、どこかに力が入って緊張していないか確認してみましょう。
力が入っていることに気づいたら、意識して体の力を抜いてみてくださいね。
これを習慣化することで、いざというときに実力やパフォーマンスを発揮する準備が整うようになります。
挑戦を楽しむ準備として、まずは肩の力を抜くことから始めてみませんか?
そうしたら、今日のランチはいつもより美味しく感じられるかも知れませんよ。
あなたのライフバランスを整えるヒントはこちらから!
あなたのビジネスや自己表現、創作活動などを支えるのは心身のバランスです。心身のバランスを整えたり、パフォーマンスをアップさせるヒントを集めた記事の一覧はこちらからチェックできます。

コメント