自分では当たり前と思っている、仕事や技術が、他の誰かにとってはかけがえのない価値を持っていることがあります。
しかしふと立ち止まったとき「その価値、本当に必要な人に届いているだろうか?」と疑問に感じたことはありませんか?
私自身、この問いに真正面から向き合ったとき、自分の仕事や技術の本質を見つめ直し、新たなステージに進むことができたのです。
価値を届ける意味|技術を磨くだけでは不十分な理由
かつての私は「技術を磨くことがすべて」だと考えていました。知識を深め、技能を高めれば、それだけで仕事として成り立つと考えていたのです。
しかし、それだけでは不十分でした。
いくら技術が優れていても、それを「届ける仕組み」がなければ、必要な人に価値を届けることはできません。
それに気づいたとき、私は技術者としてでもお金儲けの視点でもなく、ビジネスを自己表現として考えられる可能性に思い至ったのです。
私は昔から職人気質でした。
職人気質とビジネスのギャップ|違和感を乗り越える第一歩
「いい仕事をしていれば、自然と誰かが気づいてくれる」という考え方です。
正直なところビジネスに対して、どこか違和感や抵抗感を抱いていました。
だからこそ「お金儲け」のためにビジネスをするのではなく、技術を磨くことに価値があると思っていたのです。
しかし、コロナ禍を通して気づきました。
どれほど必死になって伝えても、受け取る側にその気がなければ、届けたい知識も技術も受け止めてもらえることはありません。
それは、私の価値を必要としてくれる人のために「届ける」ことを真剣に考えなければならないということです。
この気づきが私にとって転機となりました。
私を突き動かした情熱と「のめり込む力」
私は昔から何かにのめり込むのが得意でした。
自転車に始まり、鉄棒の逆上がりや野球、木工、宇宙、釣り、語学、ピアノ、家庭教師、畜産など、どんなことでも一度興味を持つと納得するまで数ヶ月から数年単位でやり込むことも珍しくありません。
その結果、5つの医療系国家資格を取得し、武術や東洋医学といった心身にまたがる領域に何十年も没頭しています。
そのプロセスで学んだのは技術そのものよりも、技術を通じて人々の心身や生活の何をどのように変えられるかという「価値」の視点でした。
情熱を持って続けられる分野や領域こそが、その人の価値を生むと気づいたとき「届ける仕組み」を作る必要性が一層明確になったのです。
「価値を発見し届けるプログラム」をつくった理由
私は、自分の経験と学びを基に「どうすれば価値を必要としてくれる人に届けられるのか」を体系化しました。
その結果生まれたのが「60日で価値を生み出す!ビジネス基礎&実践プログラム」という無料のステップメール講座です。
このプログラムは、ただ商品やサービスを販売するための方法論ではありません。
むしろ自分の価値を見つめ直し、その価値を必要としてくれる人のもとに適切に届けるための考え方と実践方法を身につけるための講座です。
価値を届けることに対する使命感が、このプログラムを形作っているのです。
あなたの商品やサービスを届ける理由は?
「あなたの商品やサービスを必要としてくれる人に届けたい。その理由は何ですか?」
これは、ただのビジネスの問いではありません。
自己表現や創作活動にも似た、あなた自身の生き方や価値観に深く結びつくテーマです。
この機会に改めて「あなたの価値を届けたい理由」を考えてみませんか?
ぜひ、鏡に映る自分の顔を見ながら、笑顔で語りかけてみてください。
言葉に出して理由を話すことで、きっと心の中に眠っていた情熱や使命感が目を覚ますはずです。
技術と価値を届ける自己表現としてのビジネス
価値を届けるということは、ビジネスを通じて自分の人生を表現することでもあります。
あなたが心から信じる価値を、必要な人のもとに届ける方法を見つけたとき、そのプロセス自体がビジネスの喜びとなります。
ぜひ、もう一度、自分の情熱の火をかき立ててみてください。
コメント